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UNIX製品Ver6.0.2について(アップデート情報)

  • Dr.Web Mail Security Suite
  • Ver6.0.2の更新内容
  • Ver4.44からVer6.0.2へのアップデート手順
  • Ver5からVer6.0.2へのアップデート手順
  • Ver5とVer6.0.2の設定ファイル差分
  • Ver4からVer6.0.0への設定ファイルアップデートスクリプト
 

Ver4.44からVer5へのアップデート手順

*本内容は、弊社セールスパートナーである株式会社ネットフォレスト 社が、ユーザーサポートとしてホームページに記載されていた内容と同じ内容です。

はじめに

2009年 6月現在、Doctor Web, Ltd. が研究開発を行っているアンチウイルスエンジンの最新バージョンは 5.0 であり、ロシアでは 2008年12月にこのエンジンを搭載した Windows クライアント用の製品が出荷されています。
Doctor Web released Dr.Web for Windows 5.0(2008/12/8 掲載、英語のみ)

日本では今年後半にリリース予定の Unix 版(Dr.Web デーモン)にもバージョン 5.0 のエンジンが搭載されますが、バージョン 5.0 と既存の 4.44 のエンジンの API には完全な互換性があるため、Dr.Web デーモンのバージョン 4.44 と組み合わせて使用することができます。
注意この作業は ver. 4.44 の製品をご利用の場合のみ行ってください(ver. 5 の製品では必要ありません)

アップグレード手順

  1. /var/drweb/bases/ にあるバージョン 4.44 用の custom.drl と update.drl をバックアップします。
  2. # cd /var/drweb/bases/
    # cp custom.drl custom.drl.444
    # cp update.drl update.drl.444
  3. バージョン 5 用 drl ファイルのアーカイブ drls_5.tgz を以下のリンクからダウンロードします。
  4. drls_5.tgzのダウンロード
  5. drls_5.tgz をサーバの適当なパスに置いた後、/var/drweb/bases/ に展開します。以下の例は /tmp/ に置いた場合です。
  6. # cd /var/drweb/bases/
    # tar xvfz /tmp/drls_5.tgz
  7. バージョン 5 用アンチウイルスエンジン及び対応する vdb ファイルを取得して Dr.Web デーモン(drwebd) にロードさせます。
  8. # su -m drweb -c /opt/drweb/update.pl(Linux、Solaris の場合)
    # su -m drweb -c /usr/local/drweb/update.pl(FreeBSD の場合)

    ※ vdb ファイルを総入れ替えするため、通常の更新より時間を要することがあります。
  9. 更新処理が終了したら、ログファイル /var/drweb/log/drwebd.log を確認します。
  10. 以下のログのようにEngine version: 5.0.0.XXXXX の行と drw50xxx.vdb(xxx は英数字の組み合わせ) をロードしている行があればアンチウイルスエンジン及び対応 vdb ファイルの入れ替えは完了です。

    Sat May 30 17:14:01 2009 Dr.Web (R) daemon for Linux v4.44.1 (4.44.1.0811080)
    Sat May 30 17:14:01 2009 Copyright (c) Igor Daniloff, 1992-2008
    Sat May 30 17:14:01 2009 Doctor Web, Ltd., Moscow, Russia
    Sat May 30 17:14:01 2009 Support service: http://support.drweb.com
    Sat May 30 17:14:01 2009 To purchase: http://buy.drweb.com
    Sat May 30 17:14:01 2009 Shell version: 4.44.0.10060
    Sat May 30 17:14:01 2009 Engine version: 5.0.0.12182
    Sat May 30 17:14:02 2009 Loading /var/drweb/bases/drwtoday.vdb - Ok, virus records: 4237
    Sat May 30 17:14:02 2009 Loading /var/drweb/bases/drw50026.vdb - Ok, virus records: 2792

その他

  • アンチウイルスエンジン他の バージョン 5 へのアップグレードが上手く行かない場合やその他の問題に遭遇した場合は、以下の手順で バージョン 4.44 へ戻してください。
  • # cd /var/drweb/bases/
    # mv custom.drl.444 custom.drl
    # mv update.drl.444 update.drl
    # rm -f d??500* ../updates/d??500*
    # su -m drweb -c /opt/drweb/update.pl(Linux, Solaris の場合)
    # su -m drweb -c /usr/local/drweb/update.pl(FreeBSD の場合
  • もしバージョン 4 用 drl ファイルを削除してしまった場合は drls_4.tgz をダウンロードし、以下の手順で作業してください。
  • # cd /var/drweb/bases/
    # tar xvfz /path/to/drls_4.tgz
    # rm -f d??500* ../updates/d??500*
    # su -m drweb -c /opt/drweb/update.pl(Linux, Solaris の場合)
    # su -m drweb -c /usr/local/drweb/update.pl(FreeBSD の場合

その後、ログなどをご確認の上、株式会社 Doctor Web Pacific サポート窓口まで お問い合わせ ください。

想定されるトラブル

ご利用の環境によっては以下のような問題に遭遇する場合があります。

  • drweb32.dll のアップグレード(書き換え)に失敗する
  • アンチウイルスエンジン drweb32.dllのパーミッションが適切でない可能性があります。デフォルトでは、パターン更新は drweb アカウント権限にて実施されますのでご利用の OS 毎に下記のファイルのパーミッションをご確認ください。
    /opt/drweb/lib/drweb32.dll … Linux、Solaris の場合
    /usr/local/drweb/lib/drweb32.dll … FreeBSD の場合
  • drweb32.dll のアップグレード(書き換え)に失敗する
  • パターン更新用ツール update.pl の実行時に以下のようなエラーが表示されることがあります。
    # su -m drweb -c /opt/drweb/update.pl
    bash: /root/.bashrc: Permission denied
    このエラーは drweb アカウント権限で /root/.bashrc が読めないという意味ですが、アンチウイルスエンジン・ウイルス定義データベースファイルの更新には何ら影響ありません。慌てて強制終了させないようにご注意ください。強制終了させた場合は再度パターン更新用ツールを実行し、プロンプトに戻るまでしばらくお待ちください。

Ver4.44からVer6へのアップデート手順

Ver4.44からVer6.xxへのアップデートの為に、設定ファイルを移行する為のスクリプトが用意されています。
下記の手順に従ってアップデートを行ってください。

  1. drweb4.44 と MTA のサービスを停止します。
  2. Ver4.44 の設定ファイル、キーファイルを、任意のフォルダにバックアップを取ります。
  3. 2-1. /opt/drweb 下(デフォルト)にあるキーファイル(拡張子 key のファイル)

    注意!:キーファイルは書込み禁止ファイルです。エディタ等で編集しないでください
    2-2. /etc/drweb 下の設定ファイル一式
  4. Ver4.44 をアンインストールします。
  5. 3-1. install.sh スクリプトでインストールした場合は、$bin_dir/maild/scriptsディレクトリ下の uninstall.sh を実行します。

    3-2. マニュアルインストールを行っていた場合は、手動で /var/drweb, /etc/drweb,/opt/drweb を削除します。
  6. Ver6 をインストールします。
  7. 2011年12月1日現在、最新版は6.02です。

    移行スクリプトについて
    V6.0.1.2 をインストールする場合は、/opt/drweb/maild/script 下に"dwmigrate_to_new_conf.pl"/"dwmigrate_to_new_rules.pl" 変換スクリプト がありますが、V6.0.2.0-1111161658 はスクリプトが含まれておりません。V6.0.2をご利用の場合は、メニューからダウンロードできます。

    GUI でインストールを行った場合、コンポーネントのインストール後の"Run interactive postinstall script" によるポストスクリプトでのコンフィグ設定がありますが、Ver4.44のファイルを移行する場合は、このポストスクリプトをスキップしても問題ありません。ポストスクリプトはインストール時にスキップしても、後で実行することができます。
  8. /etc/drweb 下のデフォルトの "*.config" ファイルのバックアップを取り、一度 "*.config" を /etc/drweb から削除、もしくは移動します。
  9. 例. "#mv /etc/drweb/*.config /etc/drweb/drweb32.ini /etc/drweb/config_backup"
  10. 2でバックアップを行った Ver4.44 の設定ファイル( "*.config" ファイル)を /etc/drweb にコピーします。
  11. Ver4.44 から Ver6 に config ファイルの変換を行います。
  12. 7-1. "#dwmigrate_to_new_conf.pl" を実行するとデフォルトで /etc/drweb の configファイルを Ver4.44 の config とみなして、Ver6 用の config.new に変換を開始します。y を押して進めてください。

    7-2. 最初に config 内の古いルールが変換されますので、変換する場合には y、Enter を押してください。
    =========
    :
    Add these rules to file /etc/drweb/maild_MTA.conf.new? [y/n] y

    /etc/drweb/maild_MTA.conf.new patched OK.
    :
    =========

    その後、各オプションが変換されますので、変換する場合には 1、Enter を押してください。全てのオプションを変換する場合には、5、Enter を押してください。

    =========
    :
    Parameter maild_MTA.conf.new:Filters/BeforeQueueFilters
    default value:
    old value: vaderetro, headersfilter, drweb
    Press 1 to Update parameter, 3 to Skip, 5 to Update ALL parameters or 7 to Exit [1]
    :
    =========

    変換終了後、*.conf.new ファイルを *.conf ファイルに書き込みます。yで進めてください。

    =========
    :
    Install new configuration files from

    /etc/drweb/plugin_vaderetro.conf.new
    /etc/drweb/monitor.conf.new
    /etc/drweb/plugin_drweb.conf.new
    /etc/drweb/agent.conf.new
    /etc/drweb/plugin_headersfilter.conf.new
    /etc/drweb/maild_postfix.conf.new


    to

    /etc/drweb/plugin_headersfilter.conf
    /etc/drweb/monitor.conf
    /etc/drweb/plugin_vaderetro.conf
    /etc/drweb/plugin_drweb.conf
    /etc/drweb/maild_postfix.conf
    /etc/drweb/agent.conf


    Install (y/n) [y] ?
    =========

    * .conf: Ver6 用に変換されたファイル
    * .conf.drwebsave: Ver4.44 オリジナルファイル
    * .conf.new: 変換時に使用した仮ファイル(変換を実行している場合は最終的には *.conf と同じ)
    * .conf.new.drwebsave: スクリプト最初のルール変換で使用した仮ファイル
  13. /etc/drweb/drweb32.ini に、Ver4.44 で設定したオプションを手作業で書き込みます。
    • EnginePath = "/opt/drweb/lib/drweb32.dll"

      の行を

      EnginePath = /var/drweb/lib/drweb32.dll

      と書き換えることで Ver4.44 の drweb32.ini をそのまま Ver6 でもご利用は頂けますが、Ver6 で追加されたオプションもあるため、Ver6の drweb32.ini に Ver4.44 のオプションをVer6 の drweb32.ini に手動で追加することをお勧めします。


    • plugin_vaderetro.conf で "WhiteListFiles =" "BlackListFiles ="を設定している場合、"dwmigrate_to_new_conf.pl" スクリプトで正しく変換されません。 変換作業を行った後、Ver6 の plugin_vaderetro.conf を下記の例のように書き換えてください。

      WhiteList = file:/etc/drweb/whitelist
      BlackList = file:/etc/drweb/blacklist
  14. drweb/MTA のサービスを起動し、動作確認を行います。

Ver5からVer6へのアップデート手順

Ver5からVer6.xxへのアップデートは下記の手順に従ってアップデートを行ってください。

  1. drweb5 と MTA のサービスを停止します。
  2. Ver5 の設定ファイル、キーファイルのバックアップを取ります。
  3. 2-1. /opt/drweb 下(デフォルト)にあるキーファイル(拡張子 key のファイル)

    注意:キーファイルは書込み禁止ファイルですのでエディタ等で編集しないでください
    2-2. /etc/drweb 下の設定ファイル一式
  4. Ver5 をアンインストールします。
  5. 3-1. install.sh スクリプトでインストールした場合は、$bin_dir/maild/scriptsディレクトリ下の uninstall.sh を実行します。

    3-2. マニュアルインストールを行っていた場合は、手動で /var/drweb, /etc/drweb,/opt/drweb を削除します。
  6. Ver6 をインストールします。
  7. /etc/drweb 下のデフォルトの "*.config" ファイルのバックアップを取り、一度 "*.config" を /etc/drweb から削除、もしくは移動します。
  8. 例. "#mv /etc/drweb/*.config /etc/drweb/drweb32.ini /etc/drweb/config_backup"
  9. Ver5を使用時に各設定ファイルで変更を行った箇所を、Ver6の設定ファイルに手動で反映します。
  10. 設定ファイルの差分
    Ver5からのアップデートに対応した変換スクリプトはありません。(Ver4からVer6にアップデートする場合には変換スクリプトがあります。)
    各設定ファイルの差分は下記をご確認ください。
    • Dr.Web for Unix MailServer with Postfix
    • Dr.Web for Unix MailServer with SendMail
    • Dr.Web for Unix MailServer with Qmail
  11. drweb/MTA のサービスを起動し、動作確認を行います。

Ver5とVer6.0.2の設定ファイル差分

ご利用の製品、およびMTAをご選択ください。

  • Dr.Web for Unix MailGateway
  • Dr.Web for Unix MailServer with Postfix
  • Dr.Web for Unix MailServer with SendMail
  • Dr.Web for Unix MailServer with Qmail

Ver4からVer6への設定ファイルアップデートスクリプト

Ver4.44からVer6.xにアップデートする際に使用する、設定ファイルのアップデートスクリプトです。ご利用のMTAを選択してください。

  • Dr.Web for Unix MailServer with Postfix
  • Dr.Web for Unix MailServer with Sendmail
  • Dr.Web for Unix MailServer with Qmail

Ver6.0.2の更新内容

Ver6.0.0からVer6.0.2への更新内容は以下の通りです。

  • 集中管理サーバの連携機能の追加
  • Samba3.6をサポート
  • スキャンスピードの向上
  • フィルタのブラックリストにSocialEngineeringカテゴリを追加
  • 集中管理サーバの連携機能の追加
  • レポート(統計)機能の強化
  • ライセンス期間失効の通知機能を追加
  • アップデートプログラムにバックアップコピーやアップデートの復旧機能を追加
  • Sendmail8.13のサポートを再開
  • 高負荷下での安定性を大幅に改善

*Ver5からVer6.0.0の更新内容の詳細は、以下のディレクトリにある ChangeLog をご参照ください。

Linux、Solaris をご利用のお客様 … /opt/drweb/doc/icapd/
FreeBSD をご利用のお客様 … /usr/local/drweb/doc/icapd/


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