システムへの主な侵入経路:
- ウイルスに感染している外部ネットワークからATMシステムにアクセスができる場合、ネットワーク経由で進入してしまう場合があります。
- 必要なセキュリティアップデートを行わないときに脆弱性を悪用して進入してしまう場合があります。
- メンテナンス作業を行うスタッフの業務用リムーバブルデバイス経由で進入してしまう場合があります。
- 犯罪者が専用鍵を準備してATMシステムにアクセス可能な場合、犯罪者のリムーバブルデバイスから直接侵入してしまいます。
- メンテナンス作業を実施するスタッフが、作業中に特定のwebサイトを訪問する際に侵入してしまう場合があります。
以上のような危険を回避するために、トラフィック、リムーバブルデバイス、及びインターネットリソースへのアクセスを制限する機能を備えたアンチウイルスプロテクションが、ATMシステムに必要となります。