Dr.Web for Unix Serverを用いる場合、Dr.Webデーモンをrootなどの特権アカウントで動かさないと、ファイルのウイルス検査や感染ファイルの治療・隔離などができないことがあります。
drweb32.iniファイルの[Daemon]セクションにあるUserパラメータを以下のように設定し、Dr.Webデーモンを再起動してください。HUPシグナルでは設定が反映されませんのでご注意ください。
[Daemon]
(省略)
; User = drweb
User = root
なおUserパラメータを変更した場合、パターン更新ツール(update.pl)の実行権限をUserパラメータで指定した権限に変更する必要がありますので、ユーザdrweb用のcrontabを削除して/etc/crontabにタスクを追加します。
# crontab -r -u drweb
# vi /etc/crontab
OSによってパターン更新ツールのパスが異なります。以下のようなタスクを追加してください。
Linux、Solarisの場合
3,33 * * * * root /opt/drweb/update.pl
FreeBSDの場合
3,33 * * * * root /usr/local/drweb/update.pl