申し訳ございませんが、現在のバージョン(6.0.2)では特定の日本語の単語によってメールをフィルタリングすることができません。 Subjectにその文字列のみが記載されている場合は、ヘッダのMIMEエンコードされたSubject文字列を指定することでフィルタリングは可能ですが、 対象の単語の前後に別の文字列を含む場合、Subjectのエンコード結果が異なるため、Subjectの文字列比較ができず、フィルタリングが正常に動作しません。
Subjectに日本語等の2バイト文字列が含まれない、アルファベット等の1バイト文字列の場合は、該当の文字列を指定することでフィルタリング可能です。
フィルタリングにはplugin_modifier.confでルール設定を行います。""で囲んだ任意の文字列は正規表現で指定します。 特殊文字列を含む場合は、agentとmodifier、2つのパーサを通るため、"\\?"のようにエスケープ文字"\"が2つ必要です。
複数GlobalRulesオプションでの記載か、or、andで複数の対象を指定できます。
複数GlobalRulesオプションでの記載か、or、andで複数の対象を指定できます。
1行を複数に分ける場合には行末にバックスラッシュ"\"が必要です。
文字列リストファイル等、外部ファイルの読み込みによる指定はできません。
例1)"example","exaample","ecanmple"等の単語を含むSubjectを含むメッセージを拒否します。
GlobalRules = select mime.headers Subject "exa.*mple",if found,reject,endif
例2)SubjectにJISで"テスト"とだけ記載されたメッセージを拒否します。
GlobalRules= select mime.headers Subject "=\\?ISO-2022-JP\\?B\\?GyRCJUYlOSVIGyhC\\?=",if found,reject,endif
例3)SubjectにJISで"テスト"とだけ記載されたメッセージか、"example"が含まれる(日本語が含まれない)Subjectのメッセージを拒否します。
GlobalRules= select mime.headers Subject \
"=\\?ISO-2022-JP\\?B\\?GyRCJUYlOSVIGyhC\\?=" \
or \
mime.headers Subject "example",if found,discard,endif
設定変更後は下記コマンドで構文チェックを行ってください。
#/etc/init.d/drweb-monitor check
全てのOKの場合は、サービスを再起動してください。