MTAとしてpostfixやsendmailを使用している場合、初期状態で"MailD.MilterHook"にて指定されているメールに対する処理の内容は、下記となります。
1) Spam Scoreが100以上のメールを"reject"(拒否)。
2) "X-DrWeb-SpamScore"、"X-DrWeb-SpamState"、"X-DrWeb-SpamDetail"、"X-DrWeb-SpamVersion"、"X-AntiVirus"の各ヘッダーを追加。
3) "known_virus", "virus_modification", "unknown_virus", "adware", "dialer"が検出された場合は、"repack"(元のメールを"quarantine.zip"に圧縮)。
4) "infection_source"、"not_recommended"、"owners_notice"の各カテゴリに該当するURLが含まれる場合は、"repack"(元のメールを"quarantine.zip"に圧縮)。
5) "X-AntiVirus"ヘッダーを追加し、"accept"(配信)。
Spam Scoreが100以上のメールについては、1)の処理のみが実行されます。
脅威("known_virus", "virus_modification", "unknown_virus", "adware", "dialer")が検出されたり、望ましくないURL("infection_source"、"not_recommended"、"owners_notice"のカテゴリに該当)を含むメールについては、メールそのものを"quarantine.zip"に圧縮し、添付ファイルとして配信されます。